豚にやさしい飼育環境

MD(Minimum Disease)飼育

飼育環境をコントロールし、豚のストレスと病気の発生を抑制しています。室内温度・湿度・換気・飼育密度などです。何かひとつ欠けても、豚にとっては大きなストレスとなってしまうため、細心の注意を払っています。特に、子豚舎と肥育舎においては群で飼育するので、飼育頭数に余裕を持った飼育を心掛けています。

1日2回の健康観察

豚からのSOSをいち早くキャッチすることで、回復が早くなり、健やかな豚を出荷することができます。豚はとてもデリケートな生き物です。1日1回では見逃してしまうことがあるため、2回を徹底しています。このほか、専属獣医師に月2回定期訪問していただき、飼育のアドバイスや効果的なワクチン接種をお願いしています。

安全・安心を第一に

豚を大切に育てることは、わたしたちの食生活の安全に繋がります。 小さなお子様から高齢のお年寄りまでが口にする「食べ物」を生産しているので、一切の手を抜かず、安心して「おいしい!」と食べていただきたい、その一心で飼育しています。 【豚にやさしい飼育=人にやさしいお肉】であると考えています。
For delicious meat

おいしいお肉のために

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種豚生産のこだわり
キメの細かいサシが入り、霜降り状の豚肉を生産する上で欠かせない雄豚(デュロック種)を、自家産しています。ブリーダーから導入する養豚場も多いですが、弊社では防疫面はもちろんのこと、安定した肉質のためにこだわりを持って種豚生産しています。そのため、自信を持って皆様に喜んでいただけるお肉に仕上がっています。
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飼料のこだわり

飯田プレミアムポークは良質な脂をつくるために、でんぷんを多く含む『米・麦・マイロ』を高配合した飼料を与えています。そうすることで、豚自身がでんぷんから融点の高いオレイン酸を合成し、口の中で柔らかいお肉のようにとろけ、さっぱりとした口当たりの脂身となります。

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防疫・衛生のこだわり

衛生管理区域に入る場合、防護服の着用や車両の消毒等、徹底した衛生管理を行います。長靴においては、豚舎を移動する度に踏み込み槽での消毒を義務付けています。また、専門業者によるネズミの駆除も定期的に行っています。養豚場などの現場では、飼料がふんだんにある環境なのでネズミが繁殖しやすくなっています。ネズミは病原菌を媒介するためきちんとした防除を徹底しています。